どこのカフェでも人気メニューの一つとして知られるカプチーノは、バリスタの腕が試される絶妙なバランスのコーヒーです。コーヒーの上にミルクを加えたものを大きなカップに注ぎ、上にチョコレートパウダーをまぶして提供します。泡がのったコーヒー がお好きな方は、続きをお読みください。カプチーノとは何か、どこで生まれたかを深堀りしましょう。
エスプレッソ、スチームミルク、フォームドミルクの絶妙なバランスが魅力のカプチーノ。それぞれの層が1:1:1の割合になるように均等な三層を作ることが鍵になります。プロが淹れたカプチーノは、まろやかで酸味は控えめ、ミルクのやさしい甘みが感じられます。ミルクとコーヒーが混ざっていないため、エスプレッソの力強い味わいが引き立ちます。
イタリアで生まれたカプチーノは1980年、ラテとほぼ同じ時期に初めてヨーロッパやアメリカに広がりました。イタリア発の多くのコーヒーは、成分や淹れ方がそのまま名前になっていますが、カプチーノは少し異なります。エスプレッソとフォームドミルクの色合いが、カプチン会の修道士が着ていたローブの色に似ていたという理由から、「カプチーノ」と呼ばれるようになりました。
どこのカフェでも人気メニューの一つとして知られるカプチーノは、バリスタの腕が試される絶妙なバランスのコーヒーです。
カフェで注文する時、マキアートとカプチーノはどう違うのかと悩むかもしれません。マキアート は、エスプレッソの上に少量のフォームドミルクまたはスチームミルクを注いで作ります。ミルクよりコーヒーの割合が多くなっています。対してカプチーノは、最初にエスプレッソを1ショット注いだ後、スチームミルクを加え最後にフォームドミルクという順番で、三層が1:1:1の均等なバランスになるよう作られます。これで次回の注文では迷いませんね!
比較するコーヒーの種類によります。カプチーノとエスプレッソはカフェイン含有量が同じなので、濃厚さは同じくらいです。しかし、アメリカーノと比べた場合、ミルクが入っていないアメリカーノの方が、やや味わいを強く感じるかもしれません。